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メキシコ情報&旅行誌「旅たび東洋」編集部スタッフがメキシコ周辺情報をお伝えしていきます。

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編集部ペット★くろこさん

なでて可愛がってやってください

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デザートバイキング4回目開催

お馴染みの日本人経営、メキシコシティのローマ地区のカフェティン&mari's pastryプレゼンツの
デザートバイキング4回目が2月27日の日曜日に行われます。

日時:2011年2月27日 13:00 - 19:00
場所:CAFETIN ROMA
Jalapa 122-A, entre Chihuahua y Guanajuato, Col. Roma, Mexico, D.F.
Tel.(55)5574-1471
料金:1時間食べ放題、飲み物別 男性100ペソ、女性80ペソ

内容:
- チョコレートケ-キ(抹茶タイプも)
- シフォンケーキ(抹茶、バナナ、バニラ)
- 酒ケーキ
- モカケーキ
- パイ(リンゴ、桃etc)
- シュークリーム(生クリーム、チョコレート、カスタードクリーム)
- ゼリー(コーヒー、オレンジ、緑茶)
- おにぎり
- お好み焼き

mari's pastry
http://marispastry.blogspot.com/

第1回目の写真
http://www.facebook.com/album.php?aid=249111&id=673734163&l=ba9256c068

第2回目の写真
http://www.facebook.com/album.php?aid=257016&id=673734163&l=c7b74d84ac
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セルビン焼きの工房

未だに反響や問い合わせがある、
ハビエル・セルビン氏のセルビン焼きの工房。
2008年10月14日に半日かけて取材に行ったときのものと
2009年1月28日に、個人的に1泊旅行に行ったときの写真をそれぞれ
70枚ぐらいずつ、FacebookのページにUPしたので
どうぞご覧ください。
宿が安くて素敵なので、
泊りがけで行くのも本当にオススメです。

http://www.facebook.com/album.php?aid=62566&l=b65b705bdb&id=137693292913911

メキシコシティで買う日本食材

会社の近所にある、アジア食材店Takenoyaは、
ものに寄ってはかなーーり安いのです。
お米とかお茶類とか!
今日買ってきたものたちを紹介すると…

Takenoya20110222_01
例えば、冷凍肉まん。小さいけど、6個で36ペソ!!

Takenoya20110222_02
インスタント味噌汁は各3袋入りで35ペソ。
他のお店では50ペソでしたよ。

Takenoya20110222_03
辛ラーメン、インスタントは18ペソ。

Takenoya20110222_04
ミルクキャンディ35ペソ

Takenoya20110222_05
イチゴポッキー20ペソ。

いろいろ比べてみるとどれだけ安いかわかります。

ま、それでも日本からしたら高い!! ですけどね…。

Chiapas196, Entre Medellin y Insurgentes Sur Col.Roma Norte, Mexico, D.F.
インスルヘンテスから1ブロック入ったところです。

亀田和毅さん試合結果報告

2月19日に行われた亀田和毅さんの試合結果報告が
届きましたのでお知らせします。

3-0大差の判定勝利だったそうです。

これで5つ目のタイトル獲得!!

以下が試合結果詳細です。

NABF北米バンタム級王座決定戦
亀田和毅vsヘルマン・メラス(メキシコ)
3-0(ジャッジ3人の採点は119-109、119-109、119-110)

また年内中にメキシコ国内で再度試合を行う予定とのこと。
わかり次第また、弊誌かブログでお知らせしていきます!!

「ドン・ロドリゴの幸運 ~交流のはじまり~」

メキシコ北部、モンテレイ唯一の生活情報誌「かけはし」で、「マッチャンの本棚」という拙文を掲載して戴いています。メキシコや中南米を扱った著作に関する感想文なのですが、過去に掲載済みのものに若干の加筆・修正を加え、この場で紹介させて戴きます。




タイトル: 「ドン・ロドリゴの幸運 ~交流のはじまり~」

81138499.jpg


著者名: 佐倉朗(作) 山口まさよし(絵)   
絵本:  72ページ
出版社: 千葉県総合企画部報道広報課     
発行年: 2008年                   …「かけはし」第5号に掲載

                               
昨年から約1年に亘ってメキシコ各地で行われた「日本・メキシコ友好400周年記念行事」が終わろうとしている。2009年から400年前、1609年の何を起点に日本とメキシコの友好関係がはじまったのか?という歴史について、私のように漠然とした知識しか持たなかったり、全く知らないまま、一連の記念行事に携わった方もいるのではないかと思う。

千葉県がその佳節の前年に冊子というスタイルで発行した同著は、当時フィリピン臨時総督の地位に就いていた通称ドン・ロドリゴ、正式名ロドリゴ・デ・ビベロという貴族が体験した波乱と幸運のエピソードを実に判りやすくまとめた内容。絵本の体裁を取っているので小中学生に県の歴史の一環として手に取らせる意図があるのだろう。

ドン・ロドリゴはフィリピン臨時提督となる前はサン・ファン・ウルア要塞(ベラクルス)の守備隊長兼市長やタスコ市長などを務めたエリート貴族。フィリピンでの臨時総督の任を終え、メキシコ(当時のヌエバ・エスパーニャ)へ帰任する途上、日本の太平洋岸近海で暴風雨に見舞われ、現在の千葉県御宿町付近で船が難破し、乗組員は遭難・漂着した。

当時人口300名程度の御宿の村民たちは、ロドリゴ以下317名の異邦人を救助し、介護し、面倒を見た。現代の日本人でも当然そうするだろう。しかしながら、当時の外国人を見たこともない田舎の漁村の人々には重大な決断であったろうし、大いに不安もあったに違いない。「困っている人を見過ごせない」という日本人の美しい気質に基づく御宿の村民の献身的な無償の奉仕と、先取的で高潔な大多喜城主、本多忠朝の後見と支援によって、ドン・ロドリゴの苦難が幸福に変貌する。

ロドリゴ自身が偏見に満ちた私利私欲の人であれば、日本側の善意の反応も違っていたかも知れない。本文中では徳川家康からの「必要なものは必ず与えるから申し出よ」というオファーに、カトリック教徒の保護、スペイン本国との親交、オランダ人の排除という3つの願いを出したロドリゴの私心のなさを窺いみることが出来るし、そういった「自分より自国の利益」を求める態度は武士の時代の日本では受け入れられ易かったのかも知れない。ロドリゴ自身も日本をきちんと評価し、日本からも評価されたのだ。遭難から10ヵ月後、三浦案針が建造したサン・ブエナベントゥーラ号に乗って帰国した。命を救われただけでなく、日本との友好的な外交関係というお土産とともに。

徳川家康の存命中で未だ西洋キリスト教国への対応も寛容な時代であったこともあるが、「ドン・ロドリゴの幸運」は一言で言えば人と人との出会いであり、一期一会から長い友好の歴史が開花することもあるという好例と言えるのではないか。

現在、御宿町はアカプルコと、大多喜町はクエルナバカと姉妹都市盟約を結んでいる。400年の間には歴史に名を残すことなく、平凡にメキシコと日本の狭間で消えていった多くの人々がいるだろう。あわよくば、そうした人たちにもロドリゴと御宿の人々のような美しい善意の出会いと歴史があったと思いたい。

友好400周年を築き上げた全ての無名の先人たちに感謝。

mc

「ビバ メキシコ留学!」 

メキシコ北部、モンテレイ唯一の生活情報誌「かけはし」で、「マッチャンの本棚」という拙文を掲載して戴いています。メキシコや中南米を扱った著作に関する感想文なのですが、過去に掲載済みのものに若干の加筆・修正を加え、この場で紹介させて戴きます。





タイトル: ビバ メキシコ留学! ハタチの大学生活あれこれ@メキシコシティ

51vnrrtwUUL.jpg


著者名: 出川寿子
新書:  303ページ
出版社: 文芸社ビジュアルアート
発行年: 2009年                    …「かけはし」第4号に掲載


2005年にメキシコシティのお金持ち学校イベロアメリカーナ大学に留学した著者の約1年間の学生生活や日常の話題を日記風に綴った留学記。元々はブログだったような趣の本だ。

著者は普通の真面目でイケメン好きなお嬢さんという感じがする。語学留学と一般教養を受講し、大学が紹介するホストファミリーの家に住んでいる。典型的だが少し裕福な日本人女子留学生と言えるだろう。

メキシコで目にするもの、出会う人や事物に対して素直な反応と感情が綴られている。深い考察や専門的な話題は出てこないので、スラスラと1晩で読めてしまう。

メキシコの友人たちのルーズな面、クラスメイトの米国人の自己主張、学校や日常生活の中で出会う発見。理不尽なハプニングへの驚きや不満などが時折登場するが、著者の自然な口語で表現されており、当たり前で真っ当な感想が多い分、反対意見もほとんど出ないと思われる。

同世代の人には共感し易いだろうし、過去にメキシコ留学経験のある方、メキシコで生活している方たちも「あーこれ自分もそうだった」と、似たような自分の経験を想い出せるはずだ。

著者は友人たちとのパーティーや小旅行出かけては、自分の意思よりみんなのペースに翻弄され、不本意な付き合いに閉口し、部屋での盗難などルームシェアに付きもののトラブルに意気消沈したりもするが、基本的にポジティブにメキシコ生活を満喫していて好感が持てる。

日本人であること、女性であることのメキシコでのメリットもきちんと理解して、状況を悦んでもいるようだ。したたかという訳でなく、これは当地で生活する日本人女性なら恐らく誰もが自覚していらっしゃる事実なのであろう。ともあれ、一時的にであってもメキシコにハマってしまった日本人の話の1つであり、予備知識のない方にも判り易い初級メキシコ見聞記となっている。

個人的にはサン・ミゲル・デ・アジェンデの孤児院の子供たちとの話をもっと読みたかったし、メキシコ本を読む度に気になるカタカナ読みの誤標記がほとんど無いことが嬉しかった。

メキシコやメキシコ人を選び、典型的な日本の人生と決別した人たち(私自身もだけれども)には、著者の悪意のない新鮮な感動や決意が微笑ましく映るのではないだろうか…。

「留学で人生を棒に振る日本人」栄陽子 扶桑社新書と言う悲観的な本が注目される昨今、バンクーバーへの短期留学中に中南米からの学生に出会い、英語圏からスペイン語圏に転向し、現在スペインで仕事をしている著者はメキシコ留学で失敗しなかった日本人なんだろう。「メキシコで人生を棒に振ってもいいや」と常々思っているおっさんの私だが、著者には「キミの選択を支持する。これからも頑張って」と、応援したくなったものである。

mc

「メキシコから世界が見える」

メキシコ北部、モンテレイ唯一の生活情報誌「かけはし」で、「マッチャンの本棚」という拙文を掲載して戴いています。メキシコや中南米を扱った著作に関する感想文なのですが、過去に掲載済みのものに若干の加筆・修正を加え、この場で紹介させて戴きます。




タイトル: 「メキシコから世界が見える」

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著者名: 山本純一   
単行本: 215ページ
出版社: 集英社
発行年: 2004年                    …「かけはし」第3号に掲載


著者は某有名私大の環境情報学部の教授であり、グアダラハラで1年、メキシコシティで2年、ティファナで1年(ティファナ時代は既に教鞭を取っていた頃と思われる)の留学経験と、その後も多数のメキシコ渡航歴を持つ学究の人である。

本作品は私のような物見遊山や若き日の放浪の旅とは一線を画す、明確な目的意識と知的好奇心に裏打ちされたメキシコ旅行の見聞記と言える。著者本人もあとがきに記しているように学者の硬い文章でなく、敢えて専門知識を封印しているのか、たった1日で読めてしまうほど取っ付き易い内容と平易な文章となっている。

構成も非常にシンプルで第一部(三章)、第二部(二章)に分けて、メキシコの北と南の話に纏めてある。

第一部「メキシコの北」では、ティファナにあるメキシコ北部国境大学院大学(COLEF)への留学時代に敢行したアメリカ・メキシコ国境3200kmバスの旅としてモンテレイ、マタモロス、ラレード、オースチン、エルパソ、シウダ・ファレス、ノガレス等を訪ねる旅行記の中でアメリカとメキシコの長い国境線が形成された歴史、合法・非合法の越境者、マキラドーラへと話が展開していく。

第二部「メキシコの南」では、著者の関心事であるサパティスタ民族解放軍(EZLN)の蜂起後のインターネット戦争、国家の欺瞞に満ちた先住民対策、先住民社会の諸相と国際化の波にについての話となる。かつて船戸与一もインタビューした司令官タチョにも会っている。

ここで重ねて言うが、テーマは堅苦しく難しいように映るが、あくまでメインは著者が旅先で目にする印象的な情景であり、交情を結び啓発を受ける人々との出会いの話であって、学術論文や専門書ではない。メキシコで暮らす私たちにはお馴染みの習慣の違いであったり、同じような体験をした方もいるであろうと思われるエピソードも多い。特にチアパスで物売りの子供たちに囲まれてみんなから色々と買ってあげる件など、著者のハートフルな人柄に触れることが出来、共感出来る部分が少なくない。

メキシコで最も貧しい地域の難民村であっても、国際化(グローバリゼーション)とは無縁でない。例えば彼らの栽培する有機農法によるコーヒーも、豆の国際価格、米国よりヨーロッパで高く売れる等の国際市場の動向や地域差に左右される。そうした中で各地方の持つ特殊性、社会情勢の影響の中でグローバルとローカルがせめぎ合っている状態(グローカリゼーション)をメキシコの北と南で見聞し、考察しながら現代に生きる私たちが何をすればよいのか控えめに問題定義をしてくれる書であった。

ただ、「メキシコから世界が見える」という表題は相応しいとは思えない。メキシコ人が良く使う常套句に「COMO MEXICO NO HAY DOS」というのがある。「メキシコみたいな(いい所)は2つとない」という意味だが、メキシコの北部国境地帯やチアパスといった特殊な2地域だけでは、私のような凡人にはなかなか余所の世界まで見えて来ないし、それを不満に思う読者もいるのではないか…。

メキシコに20年近く暮らした今でも、私はメキシコの多様性を一括りに出来ないでいる。

mc

「メキシコのかわいいデザインたち」

メキシコ北部、モンテレイ唯一の生活情報誌「かけはし」で、「マッチャンの本棚」という拙文を掲載して戴いています。メキシコや中南米を扱った著作に関する感想文なのですが、過去に掲載済みのものに若干の加筆・修正を加え、この場で紹介させて戴きます。




タイトル: 「メキシコのかわいいデザインたち」

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著者名: TEQUILA SISTERS   
単行本: 168ページ
出版社: ピエ・ブックス
発行年: 2007年                    …「かけはし」第2号に掲載

カラフルなアートワークの装丁には、メキシコらしい派手な彩りの家々の間に、ガイコツのマリアッチやルチャドール、赤い悪魔や黒い犬がまぎれ込む。サブタイトルに「陽気な風土が作り出すポップな日用品」とあるように、メキシコ=かわいい、ポップ、陽気な、楽しい、愛らしいというイメージで見せることに重点をおいたデザインと作品構成になった写真集と言える。

実際にコラム・エッセイ風の文章は十数頁しかなく、作品の大半はメキシコの商品やそのパッケージ写真で埋め尽くされている。食品、おもちゃ、日用品、切手、商店の包装紙やバス乗車券の半券に至るまで、メキシコ滞在中に入手したものをとにかく捨てず、マニアックに、目的を持って収集・分類した集大成なのだろう。TEQUILA SISTERS(mamie、miho)なる実の姉妹である著者が、メキシコに魅せられ、メキシコを日本へ伝える手段として選んだ方法が本書に結実している。

まず、ビニール袋、お菓子のパッケージ、プラスチック容器、ビール缶、テキーラのボトルなど膨大な量の商品写真と、時折挿入されるメキシコの何処なのか特定しづらいが、なかなか情緒のあるイメージ写真については、2名のプロカメラマンが担当しているようで、その他、本文に関連するメトロの看板や街角の情景などは著者たちが撮影したものを使用している。それこそ、公園のベンチから薬局の前に置かれた電動の木馬、市場に並んで吊るされた様々なピニャータ、ルチャドール人形、ロテリア、メトロの切符、本屋の栞、航空会社やホテルの砂糖、風船、靴下、子供達の写真…。メキシコらしくて可愛らしいものに貪欲にこだわって詰め込んでいるのだ。メインは市場やスーパーで手に入る安価なものばかりで、それを可愛いものというイメージの付加価値と共に紹介している。

オアハカのブリキ細工、アマテ紙、切り絵、死者の日のガイコツ人形など、民芸品の範疇に入る物品も登場し、各写真には簡単なキャプションが付いているが、これが本当に簡単で素っ気ないのはわざとそうしているのだろう。最も価値のありそうなセルビン焼の陶器が3点あるのに、キャプションは「一目惚れして買った陶器。グアダラハラのお土産屋さんにて」というコメントしかないのは残念な部分もある。ユニークな収集欲と情熱は充分に評価に値するけれど、もう少しだけ深い知識を求める欲があっても良いのでは?と、思ってしまう。勿論、本作品にはそういう理屈は不要というコンセプトなのだろうし、私が残念がっているというだけのことだ。

パン・ビンボの熊のはなし。メキシコの体験談。ルイス・バラガンの建築。著者のメキシコとの出会いと発見と感動があり、何時の間にかメキシコと惰性で付き合ってしまっている私などには新鮮であるし、ページを進めるうちに、自分達が「メキシコが好きなのだ」という意思表示をこうした形で結実させたことに賞賛を送りたい気持ちになっているのだった。

最後に大好きな安煙草「FAROS」のパッケージと、ウチの近所のパン屋「LA ESPIGA」の紙袋が含まれていたのが他愛なく嬉しかったことを付け加えさせて戴く。

mc

「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか」

メキシコ北部、モンテレイ唯一の生活情報誌「かけはし」で、「マッチャンの本棚」という拙文を掲載して戴いています。メキシコや中南米を扱った著作に関する感想文なのですが、過去に掲載済みのものに若干の加筆・修正を加え、この場で紹介させて戴きます。




タイトル: 「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか」

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著者名: 明川哲也
単行本: 664ページ
出版社: 晶文社
発行年: 2003年                     …「かけはし」創刊号に掲載


珍妙なタイトルと大胆で奇抜なストーリー。それでいて、テーマは世界的な自殺の増加という現代社会の暗部を扱う幾分重い内容でもある。

意外にも国際機関の統計上の裏付けや、膨大な資料を駆使して書かれた地球の創生、食物の歴史、メキシコの現実を絡めた長編ファンタジーの意欲作。

まず、タイトルが怪しい。メキシコにもハゲた人は少なからず居るし、メキシコ人だって当然死を免れることが不可能は自明の理である。

知名度のある著者が姑息にタイトル買いを狙った訳ではないことは想像するまでもないが、この誇張された作品名がアイキャッチ効果を上げているのは確か。要はイメージ的につるっパゲが少ないのと、統計的に自殺率が低いというメキシコの2つの理由が、本文を読めばわかるように出来ている。

主人公は冴えない44歳の薄毛の日本人調理師。友人の連帯保証人になったばかりの莫大な借金苦と離婚を経て、ニューヨークのレストランで地道に再起を計るも、自分に責任のない事故で店が出火。いわれのない放火と売上金盗難の嫌疑を受ける不遇で孤独な人だ。この調理師が傷心の末に自殺を試み、言葉を話すネズミに助けられることろから長い長い物語が始まるのだ。彼はネズミたちと世界的に増加中の自殺を誘発する「憂鬱の砂嵐」を撃退する為に、世界で最も自殺や鬱と縁のない国「メキシコ」へ4つの宝を探す旅に出る。

オアハカやミチョアカンを訪ね、メキシコ人にストレスの少ない理由が食生活・食文化の歴史から明かされていく上で、主人公が調理師という設定に納得がいく。食の専門家だからこそ状況や意味に反応出来るのだ。

この本はあくまで大人のファンタジーであり、非現実的な状況や設定は数知れず、コジツケや飛躍した理論展開が次から次へと繰り出される。そういった類いの作品に馴染みのない読者は、私のように読了するのに時間と忍耐力を要するだろう。しかしながら、内容は決して実しやかな虚言・妄想ばかりではない。歴史や事実に沿った部分も少なからずあり、何よりメキシコのことを随分と勉強したことが明白なのだ。

詩的な文章表現と型破りな設定は著者の持ち味なのだろう。ドリアン助川の名で、詩やエッセイやロックバンド等で多彩に活躍しているという著者の、小説家としての渾身の一作であることは明白で、好き嫌いや感動や失望や幻滅とは別次元で、「この人頑張ったなぁ」という意味で印象的な作品と言えるし、「何故ここまでメキシコを取沙汰したのだろうか」という著者の創作意欲の源になっている背景こそ、作品の出来ばえ以上に興味をそそられた。

勿論、小説なので著者の意図もメキシコに対する憧憬や感情移入も、「滲み出ている部分」が読み取れる程度で、それすら小説の中のテクニックに過ぎないかも知れない。ただ、時折行間に「滲み出ている部分」をメキシコに魅了された一人の日本人として咀嚼する時、身内のようなメキシコの人々をこのように好意的に見てくれる日本人がいる。豆やチレを漫然と食べている私が気にも留めていないメキシコの食文化をこのように評価している日本人がいる。メキシコの歴史と現実をこのような手法で真摯に伝えようとしている日本人がいるということを知るにおいて、行きずりの旅行者と意気投合出来た時の悦びというか、理解者を得た思いに似た親しみすら感じてしまった。

本書は内容以前にそうした感覚において、私にとって新鮮な読書体験に昇華したのです。

mc

ベジャス・アルテスでの民族舞踊ショー2月、3月日程

ベジャス・アルテスでの民族舞踊ショーについての
問い合わせがありましたので、
こちらでお知らせさせていただきます。

以下毎週水曜(20時半~)と日曜(朝9時半、20時半か21時)
今月2月と3月の日程です。

チケットは国立人類学博物館、チャプルテペック城、
ベジャス・アルテス宮殿、テオティワカンなどで
お買い求めいただけます。

席は700,600,300ペソの席があります。

Bellas Artes FEB MAR


http://www.balletamalia.com/frame1.html

2011年度メキシコ・カーニバル情報

さあ、カーニバルシーズンが近づいてきました。

メキシコ国内最大規模といわれるベラクルスのカーニバルは3月1日から10日まで。
朝10時と夕方18時、1日2回行われるパレードが目玉です。
北から南へ、その次は南から北へ、などとルートが決まっています。
ノルテといわれる北風が吹いて中止になることもあるので、
日程は余裕を持って、できれば2泊3日はみておくことをオススメします。
ホテルは厳しいですが、探せば今からでも間に合うかも。

他にもコンサートなどが多くあり、街中が浮かれている感じになります。
http://www.carnavalveracruz.com.mx/

2009年度の写真をUPしたのでどうぞ
http://www.facebook.com/album.php?aid=61918&l=c7228b3ed8&id=137693292913911

こういうパッケージツアーも出ていますよ。
183164_153929287996258_100001375644030_263063_1938761_n.jpg

有名アーティストもたくさん参加!!
Carnaval2011_02


今月号で紹介しているウエホツィンゴのカーニバルは
3月5日から8日まで。
誌面で掲載しきれなかった写真もコチラにUPしました。
http://www.facebook.com/album.php?aid=61931&id=137693292913911&l=fef4367399

他に有名なカーニバルとしては、シナロア州のマサトラン。
今年はスペイン人歌手ダビ・ビスバルが5日の土曜日に訪れてコンサートを。
6日と8日にパレードがあります。
2月23日から3月8日まで。
http://www.carnavalveracruz.com.mx/

バハ・カリフォルニア州のラ・パスのカーニバルも有名です。
3月5日から8日まで。
Carnaval2011_03
http://www.bajainsider.com/baja-life/events/carnival/carnival-la-paz.htm

メキシコシティの近く、トラスカラ州トラスカラのカーニバルは
3月4日から8日まで。
http://www.cuandopasa.com/index.php?v=v13059a

「Tabi Tabi TOYO[旅たび東洋]」2月号

さて、すっかりアナウンスのタイミングを逃してしまいましたが、
「Tabi Tabi TOYO[旅たび東洋]」2月号配布しています。
TabiTabiTOYO No67_01

◆巻頭特集はタバスコ州のへのチョコレートの旅!!
バレンタインデーにちなんでタバスコ州の
カカオやチョコレート特集。カカオ・アシエンダなどを紹介しています。
メキシコ産チョコレート、是非試してみてくださいね。
TabiTabiTOYO No67_07
TabiTabiTOYO No67_08

◆P14-15 プエブロ・マヒコ 第19回
タバスコ州のタピフラパ(Tapijulapa)。
籐細工が有名です。
TabiTabiTOYO No67_14

併せて、セルバの隠れ家的スポット、コレム・ハーを訪れるのがオススメです。
TabiTabiTOYO No67_16

◆P18-23 ウエホツィンゴのカーニバル
また、カーニバルシーズン(今年は3月5~8日)ということで
メキシコならではの独特な祝い方をする、プエブラ州の
ウエホツィンゴ(Huejotzingo)のパレードをレポートしています。
ベラクルスやトラスカラ、メキシコで楽しめるカーニバルへの
旅の計画を是非たててみてくださいね。
TabiTabiTOYO No67_18

◆P24-25 魅惑の楽園、キューバ。

◆P32 テキーラ&メスカル博物館オープン!!!!

◆その他の連載もお楽しみに!!

■P02 メキシコ発 航空券情報
■P04 モンテレイ発 航空券情報
■P05 今月のイベント情報

■P28 D.F.発 日本語ガイド付きツアー
■P30 メリダ カンクン発 日本語ガイド付きツアー「レストラン紹介」
■P40 読者投稿 

■P36 第23回 BOXING 熱病的観戦法 井出智広
■P38 第12回 メキシコアルキのすすめ 廣澤秀眞

そのほかのページサンプルはコチラでみることができます。
http://www.facebook.com/album.php?aid=61041&l=a11f434016&id=137693292913911

オススメ情報、ココを取材して!! などのご連絡は
いつでもお待ちしております!!

また、こんな記事が読みたい、という要望、ご提案
本誌に関するご感想を心よりお待ちしております。
どうぞご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

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お見積もりなど、お気軽にご相談下さい。

■3月号の広告最終締め切り→2/17(木)


-編集後記-------------------------------------
☆スペイン語ページでも、着物教室や
ジャズビストロPapa BetoがBlue Monkになって登場!
などの記事もありますので、是非みてくださいね。

来月3月号は、引き続きタバスコ州を特集。
オルメカヘッドなどオルメカ文明で有名な遺跡を味わえる
公園La Ventaやサファリパーク、Yumkaなど
ビジャエルモッサの魅力を紹介します。
是非2月号と併せてお楽しみください。

プエブロ・マヒコはヌエボ・レオン州のサンティアゴ。

そのほか情報盛りだくさんでお届けします。

また、日本語、スペイン語ページ共に
新たな連載がいくつか登場します!!

どうぞ楽しみにお待ちください。
(編集部 志田)


◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この情報を載せて欲しい! ウチに取材に来て欲しい!
「TabiTabiTOYO(旅たび東洋)」をオフィスに送って欲しい! など
何でもお気軽にご連絡下さい。

遠方の方は送料のみ頂戴しておりますが、メキシコシティ内は
無料でお届けしております。

日本からの購読希望の場合
http://tabitabitoyo.blog94.fc2.com/blog-entry-335.html

日本人経営のジャズ・ビストロ、Blue Monk!

今月号のスペイン語ページで紹介させていただいた
ジャズ・ビストロ、ブルー・モンクですが
基本的にはランチタイムにジャズ演奏を楽しめるのですが
週末、金・土曜の夜の営業も開始しています。

2/19(土)Brasilian Nignht
Joao Henrique
カバーチャージは150ペソ、演奏は22時から

2/25(金)Chacho Gaytan&Manzana Jazz Band
カバーチャージは150ペソ、演奏は22時から

2/26(土)Beaujean Project
カバーチャージは150ペソ、演奏は22時から

3/4(金)Amina Figarova Sexteto
カバーチャージ未定、演奏は22時から

取材に行った時の写真で弊誌に掲載しきれなかったものを
UPしましたのでどうぞご覧ください。
http://www.facebook.com/TabiTabiTOYO#!/album.php?aid=61911&id=137693292913911

Tel. 55-5525-0755/4432-4425
Lun. a Vie. 13:30 a 23:00
場所は、WEBサイトのMapa de ubicaciónからどうぞ。
Bahía de San Hipólito 51 L-5, Col. Anáhuac, México, D.F.
http://www.bluemonkmexico.com/

メキシコ文化研究会から第2回講演のお知らせ

メキシコ文化研究会から、第2回講演の
案内が届いたので転載します。

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本連続講演会は、歴史学・考古学・人類学・美術史学・建築学・保存修復学などの分野においてメキシコ文化の研究に携わる日本人若手研究者たちが、それぞれの視点から見たメキシコ文化の魅力を広く伝えたいという思いから毎年行っているものであり、大使館としても後援を行っています。

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■第2回 2011年2月21日(月)

楠原生雄「メキシコ建築・西洋建築・日本建築」

建築学(メキシコ国立自治大学 地理学研究所 ポスドク研究員)


http://culturamexicana.seesaa.net/ 


 建築の面白さとは一体何でしょうか。その大きな魅力の一つは、美的感覚、空間の豊かさ、壮大さ、繊細さ、質感、知性、といった建築そのものから直接感じ取ることの出来るものです。優れた歴史的な建築作品は、時間を越えてもなおその魅力を失うことなく、私たちの五感に訴えてきます。

 一方で、歴史的作品には、時代背景というものがあります。それぞれの社会の中で、建築に何が求められ、建築家たちが何を目指し、どのように進化してきたのか。そうした文脈の中に位置づけることで、歴史的作品はより鮮明な意味を持ち、更なる魅力が見えてきます。

 ではメキシコ建築とはどのような文脈の上に位置するのでしょうか。メキシコは、植民地時代に西洋建築を受容し、近代においてもその模倣とメキシコ建築の固有性の模索との間で揺れ動いてきました。よってメキシコ建築の歴史的背景を理解するためにはまず、西洋建築史や近代建築史を知る必要があります。本講演では、まず軸となるこれらの建築史を概観した上で、メキシコの社会背景を説明し、その建築の歴史と特徴についてお話しします。

 また、そのような西洋的建築史観の中で、メキシコ建築や日本建築がどのように位置づけられるかについても考察してみたいと思います。


今後のプログラム

■第3回 2011年2月28日(月)

渡辺裕木「メキシコの博物館:その歴史から見るメキシコ文化史」

保存修復学・博物館学(国立保存修復学博物館学大学 博物館学修士課程 メキシコ文化財保存修復士)


 博物館や美術館は、それぞれの所有するコレクションの種類(例えば近代アートコレクションや、古代遺跡の出土品コレクションなど)のみならず、コレクションがどのような経緯で誰により収集されたかといったコレクションの歴史、建物やその所在地域の歴史や現在の環境、建築様式、内装のデザイン、展示方法など様々な要素によって特徴付けられます。

 メキシコ市は、世界的に見ても博物館や美術館の非常に多い都市です。これは、この国の長い歴史の中で、大きくは先スペイン期、コロニアル期、近現代に分けられる時代のそれぞれの時期に、地域性も豊かに発展した文化の多様さを反映するものであると同時に、主に18世紀後半以降の学問の諸分野における科学的発展の成果を体現するものと言えます。

 中でも、チャプルテペック地区にある国立人類学博物館の成り立ちは1780年代までさかのぼり、現代の形に至るまでの変遷は、メキシコ独立後の考古学・人類学の変化の過程はもとより、時期毎に変化する社会情勢を如実に反映した興味深いものです。

 一方、セントロ歴史地区のフランツ・マイヤー博物館は、国立人類学博物館に比べるとはるかに小規模で歴史も浅いながら、19世紀にメキシコに住んでいた一人のドイツ人により集められた、主にコロニアル時代の美術品や調度品のコレクションを、そのコレクションとは異なった歴史を持つ建造物を改装したスペースに展示する個性的な博物館であり、やはりその成立の経緯からは、時代の社会的背景を垣間見ることができます。

 本講演では、これら二つの博物館の歴史を紐解きながら、メキシコが自国の豊かな文化の痕跡をいかに守り、又、政治的に利用してきたかの一端をお話し、それが二つの博物館の現在の展示にどのように反映されているかを探ります。講演を通じて、今後これらの博物館を見学する際の、新たな視点を発見していただければと思います。


■第4回 2011年3月7日(月)

浅倉寛子「メキシコにおける中米移民の状況~いく層にも重なる暴力~」
人類学(メキシコ社会人類学高等研究所 北東地域プログラム 准教授)


■第5回 2011年3月14日(月)

川上聡「ルイス・バラガンに学ぶ建築のエッセンス」
建築家(LEGORRETA+LEGORRETA設計事務所)


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【時間】 各講演、朝の部10:30、夜の部19:00

【会場】 在メキシコ日本国大使館・別館ESPACIO JAPON(広報文化班)

Lamartine 238, Primer Piso, Col. Chapultepéc Morales, México, D.F.

(地下鉄ポランコ駅より徒歩1分、ビルの左右2軒隣に有料駐車場あり)

*身分証明書をご持参ください。

【詳細】 http://culturamexicana.seesaa.net/ 

亀田和毅 北米バンタム級タイトルマッチに出場!

2月号のイベント情報で紹介している
亀田家三男、亀田和毅(ともき)さんの
ボクシング試合情報が一部変更になりましたので
お知らせします。

NABF 北米バンタム級王座決定戦
日時 2月19日(土)20時~ 
場所 メキシコ・ハリスコ州 プエルト・バジャルタ ディスコテカ「Collage」
入場料 一般250ペソ

メキシコのヘルマン・メラスと対戦します。
メキシコ国内でのテレビ放送は今のところ未定です。

亀田和毅さんはメキシコではエル・メヒカニートの名で知られ、
現在のところ、17歳(12KO)無敗、WBC世界バンタム級11位、
WBA世界バンタム級7位の19歳です!!
Tomoki Kameda

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