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メキシコ情報&旅行誌「旅たび東洋」編集部スタッフがメキシコ周辺情報をお伝えしていきます。

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編集部ペット★くろこさん

なでて可愛がってやってください

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Tanya Moss特別販売会のお知らせ

tanya.jpg

メキシコで大人気のジュエリー、Tanya Mossの特別販売会。
在墨日本人向けに、特別全商品20%OFF!

<日時>
11/23(金)9時~13時
11/24(土)10時~15時

<場所>
Tanya Moss Pabellón Polanco
Av. Ejército Nacional 980 esquina con Ferrocarril de Cuernavaca
Col. Chapultepec Morales, México D.F.

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メンタル・ヘルスに関するセミナー中止

ハリケーン・サンディの米国東海岸への接近を受け、
10月28日時点でニューヨーク州を含む東海岸6州において非常事態宣言が発出され、
現在ニューヨーク発着の航空便が運休しています。

このため、10月17日付掲載のメンタル・ヘルスに関する
セミナーの開催は中止となったそうです。

 

第2回たびfoto講座女子撮影会のお知らせ

好評を頂いております、弊誌コラム「たびfoto講座」にて
第2回女子撮影会を開催したいと思います。
前回の掲載後「私も参加したかった!」という声にお応えして、
今回は公募といたします。

○日時:11月13日(火)10:30~(予定)
撮影会自体は2時間から2時間半程度です。その後、参加可能な方にてランチ。

○場所:メキシコシティ・国立人類学博物館(予定)

○募集人数:5名

○レベル:入門~初級程度
基本的にコンパクトデジカメでの撮影テクニックについてとなります。

○受講料は無料ですが、当日会場までの交通費、入館料、
ランチ代などはすべて各自自己負担でお願いします。

参加ご希望の方は、11月5日(月)までに
氏名・緊急連絡先携帯番号・写真に対する一言コメントを添えて、

tabitabitoyo☆gmail.com(☆を@に) 

までご応募ください。
なお、希望者多数の場合は、抽選となります。
当選の方にのみ詳細をお送りいたします。

皆さまのご応募、お待ちしております。

Mercado sobre Rueda

casadrolma.jpg


11月3日、メキシコシティローマ地区にあるDELIRIO CASA DRÖLMAにて、
Mercado sobre Ruedaというイベントが行われます。

当日は、ペルーやグアテマラよりの刺繍、インドやシンガポールからの衣料品販売
などが予定されています。
また、弊誌コラムでもお馴染みのMari's Pasteryさんも参加予定。

日時:11月3日(土)13時~18時
場所:DELIRIO CASA DRÖLMA
   Puebla 135, Col. Roma México D.F.

第3回メキシコ北部日本語弁論大会

invitacion 2012


今週末、モンテレイにて第3回メキシコ北部日本語弁論大会が行われます。

開催日: 10月27日(土)
場所: Prepa Tec Cumbres.
Linces 1000, Col. Cumbres Elite.
Monterrey, N.L.
プログラム:
15:00-18:00 弁論大会
18:00 おもちゃ展示会オープニング
18:15-20:00 文化祭

大駱駝艦メキシコ公演「灰の人」

hainohito.jpg

麿赤兒率いる舞踏集団、大駱駝艦が2010年に引き続きメキシコ公演を行う。

「灰の人 Ash man」

10月29日(月)20:00
10月30日(火)20:00
10月31日(水)20:00

メキシコ自治大学(UNAM)内、Sala Miguel Covarrubias

チケット及び詳細はNPO法人手をつなぐメキシコと日本まで。
teotsunagu☆gmail.com(☆→@)


emPAPELarte-折紙アート展-

origami.jpg

折紙アートの展覧会がメキシコシティのエスパシオ・ハポンで開催。

開催日時:10/25-11/30(月~金、9:15-13:15, 15:00-18:15)
場所:Espacio Japón
   Lamartine 238 piso 1, Col. Chapultepec Morales, México D.F.

初日、10/25は18:30よりオープニング。

メンタル・ヘルス専門医によるセミナー開催

在メキシコ日本国大使館にて、メンタル・ヘルスに関するセミナーを開催。

セミナー出席希望者は、10月25日(木)必着にて以下の宛先まで連絡のこと。
(セミナーは同じ内容で2回開催)

また、セミナーとは別に、個別相談の時間も設けられる予定。
こちらの希望者もセミナー参加の場合と同様に要事前連絡。
(セミナーと個別相談の両方、または、どちらかのみの参加も可能)


1.セミナー名:「海外生活におけるメンタル・ヘルス」

2.講師:清水哲哉医師(在ニューヨーク日本国総領事館医務官)

3.開催日時:

(第1回目)10月30日(火)午後7時開始、午後9時終了予定

(第2回目)10月31日(水)午前9時30分開始、午前11時終了予定

4.開催場所:在メキシコ日本国大使館多目的ホール

       Paseo de la Reforma No.395

       Col.Cuautemoc, Mexico,D.F.   

(個別相談は30日(火)午後3時~午後6時に大使館内で対応予定です。)


セミナー等参加申込先

電話の場合: TEL:(55)5211-0028 在メキシコ日本国大使館代表

(セミナー等参加の旨を告げて下さい。担当:領事班)

メールの場合:ryojibu@me.mofa.go.jp

メキシコシティ及びモンテレイでの旅行代理店営業募集

ビアヘス東洋メヒカーノ、メキシコシティ本店およびモンテレイ支店の日本人スタッフ募集のご案内です。

■■求人内容■■
□募集人数
若干名

□仕事内容
旅行代理店(トラベル・エージェント)業務、メキシコ在住のお客様(主に日系企業、日系団体、日系コロニア、メキシコ人のお客様など)の航空券予約、ホテル予約、レンタカー、パッケージツアー販売などを中心とした旅行会社の営業部門の仕事となります。顧客の訪問、新規開拓などもあります。

□勤務地

メキシコシティ
Campeche 217, Col. Hipodromo Condesa,MEXICO D.F. 
メトロバス・Campeche駅から徒歩1分、メトロ・Chilpancingoから徒歩3分

モンテレイ
Zaragoza 1000 Sur Condominio Acerco 1401, Col. Centro
Monterrey

□資格
日本人スタッフを募集します。
学歴・年齢・旅行業の経験の有無・運転免許の有無(運転出来るにこしたことはありませんが)は問いません。パソコン技能も初歩的なワード、エクセル、電子メール等の操作が出来れば問題ありません。メキシコや中南米が好きであること+お客様に常識的な対応が出来る方を希望します。既にメキシコに居住・滞在している方に限ります。また、すぐに働ける方歓迎です。また、仕事で地方(メキシコ国内)に出向くことが出来る方が望ましいです。

※メキシコでの面接必須です(日本に事務所はございません)。
面接、勤務開始に当たっての渡航費用、滞在費などの保証はありません。


□語学力
スペイン語のレベルは日常会話以上が望ましいですが、仕事の50%以上は日本語でのやり取りです。語学よりむしろ、メキシコ人と上手に仕事を進めることが出来る方を探しています。

□待遇
就労最低3年という条件で労働ビザ申請及び一年毎の更新を会社が行います。

□勤務時間:
月曜~金曜日9:00~18:00(8時間※昼食1時間)
隔週土曜日10:00~13:00(3時間)

□試用期間
3ヶ月間が試用期間。その期間の給与に関しては面接の際に説明。

□勤務開始日
応相談。

□面接
随時、当社で30分ほど。
※都合に合わせて調整は可。応募する際に希望日時をお書き添えください。

□応募
下記アドレスに履歴書(日本語のみで可。職務経験のある方は職務履歴書も)
を送付ください。

千賀まで。tsenga★viajestoyomex.com Tel.55-5564-3180 ext111

★を@に変えて送信してください。

在メキシコ日本国大使館職員募集

在メキシコ日本国大使館では職員を募集しています。


<業務内容>
警備業務に係る事務(場合により他業務への異動もあります)

<勤務地>
在メキシコ日本国大使館(メキシコシティ)
Paseo de la Reforma 395 Col.Cuahtémoc, México, D.F.

<応募資格>
-性別,年齢不問
-日本語及びスペイン語の双方が堪能な方
-Word,Excel等パソコン操作能力を有する方
-次のいずれかに該当する方
1.メキシコ国籍者
2.日本国籍者で,かつメキシコ永住権を有する方
3.メキシコ国籍者と婚姻関係にあり,メキシコ永住又はメキシコ国籍取得の意思がある方
(FMI(旧FM2)をお持ちの方)

<応募方法>
郵送(電話,メールでの応募,お問い合わせには一切お応えできませんのでご遠慮ください)
Seccion Seguridad
Embajada del Japon en Mexico
Paseo de la Reforma 395, Col. Cuauhtemoc,
Mexico, D.F., CP06500


※その他詳細は→コチラを。

鈴木美登里 絵画展

Invitación Midori Kaikan 2012

メキシコ在住の日本人画家、鈴木美登里さんの
絵画展がメキシコシティの日墨会館にて開催されます。

日程:10/13-21 11:00-19:00(月曜休)

なお、13日は16時よりオープニング。

Asociación México Japonesa
Fujiyama 144, Col. Las Águilas, México D.F.

サン・セバスティアン・デル・オエステ

これは本誌2012年8月号に掲載した文章です。紙面と下手な長文の関係で写真を載せるスペースがありませんでしたので、この場を借りて記録させて戴きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


サン・セバスティアン・デル・オエステ

サン・セバスティアン・デル・オエステはハリスコ州西部の山間の小さな町で、2001年にはユネスコ世界文化遺産の暫定リストに入っており、2011年にはメキシコ政府観光省に47番目のプエブロ・マヒコとして認定されている。…という予備知識をネットで入手し、何時か訪ねてみたいと思いながらも、ハリスコ州西部は気軽に見に行くには遠過ぎてなかなか実現出来ずにいた。

そんな折、モンテレイ支店時代の元部下L嬢から、プエルト・バジャルタで行われる結婚式の招待状が届いた。バジャルタからならサン・セバスティアンは近い。「知らないまま」放置されていたサン・セバスティアンがぐっと近づいたのだった。

L嬢の挙式はメリア・プエルト・バジャルタで行われた。メキシコ人の結婚式らしく、最終的に夜を徹しての一大ディスコ大会となった浜辺のイベント会場から抜け出したのは午前2時を回っていたが、翌朝7時前にきちんと起床してチェックアウト。さすが低地。覚醒がメキシコシティとは違う。

サン・セバスティアンに関する最も詳しいサイトには、バジャルタからタルパ行きのバスに乗り、ラ・エスタンシアという町で降り、それからサン・セバスティアンへヒッチハイクするよう案内が出ている。サン・セバスティアンへは路線バスが通っていないらしい。( → 実際に通っていなかった)

タンク・ローリーが3両ほど停まる程度の規模のバスターミナルでは、次のバスまで2時間以上あるという。係員曰くやはりバスはラ・エスタンシアで降りて、後はどうにかしてサン・セバスティアンまで行くしかないとのこと。バス待ちの時間を利用してTLTと珈琲2杯のゆったりした朝食に1時間のマッサージ。バス乗り場から徒歩圏内に都合よく色々とあって効率良く旅を開始する。

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冷房のない車内は座席が7割ぐらい埋まった状態で出発。2等バスらしく街角から乗車してくる人がいるので何度も停車し、市内を出る頃には満席状態。数人は通路に立って乗っている。こんな風景を目にすると中南米を旅していたバックパッカー時代を回想する以上に、20年以上経った今でもやっていることが変わらないことに呆れてしまう。

照りつける陽射しの中を快調に走る約2時間のバスの旅。途中からはカーブの多い山道となり、高度が上がっていくにつれ、全開の車窓から流れ込むムンとする熱気が爽快な涼風に変わっていく。深い谷にかかる大がかりなエル・プログレソ橋を渡ると人家がちらほらと見えはじめ、ラ・エスタンシアで途中下車した。

バスを降りるとたった1台のタクシーを発見。タクシーが存在するという当たり前のことを喜べるのは田舎旅行ならではのこと。ヒッチハイクをせずに済んだと勇躍タクシーに乗り込む刹那、一人の若者が「自分もサン・セバスティアンまで行きたいのだ」と声を掛けて来た。降車した十数人のうち我々だけがサン・セバスティアンへ行くようである。片道200ペソのタクシー代を割勘し、30分山道に揺られ、陽光穏やかな午後のサン・セバスティアンへ到着。

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石畳、白壁、オレンジ瓦の街並と小さなキオスコを持つ長方形のソカロ広場。正しいメキシコの田舎町という印象。ソカロの一画を占める町役場の隅の一室を利用した観光案内所で教わったお勧めホテルへ向かう。

デル・プエンテは小さいが手入れの行き届いたパティオを囲んだ9部屋のホテル。1人用の部屋なら1泊150ペソ。経営者の息子であろう中学生ぐらいの少年に部屋を見せて貰う。TV、エアコン、バスタブ、レストランはないにしろ、たった1泊歩きまわって夜寝るだけ、海抜1,400mの高原は寒くも暑くもない。風呂に浸かる習慣は日本で思い出す程度…。

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1000円で泊まれるホテルに熱いシャワーと清潔なベッドと和める雰囲気があれば、それ以上は贅沢というものであろう。前日プエルト・バジャルタで泊った1泊2000ペソ以上するホテルより落ち着けるのは、自身の貧乏性が起因しているのか、中南米放浪の名残がそうさせるのか答えは高原の風に吹かれている。

鞄1つを部屋に置き町の散策へ。ホテル前には石造りの古い橋が掛っていて、その下を小さなせせらぎが周囲の緑を色濃く変え、朝鮮朝顔の花を咲かせている。勿論、まっとうな旅人の私は種子を採取しに河原へ降りたりせず、教会の尖塔を目印に回り道をしながらソカロ広場を目指し、清涼な空気を堪能しながらゆったり歩を進める。

ポルタレスと呼ばれるアーケード的な軒下。通常は商店が並んで賑やかだったりするが、ここでは数軒の土産物屋が開いているだけで、主に子供の遊び場として利用され、子どもたちは確実に異人種の私を意識したチラ見を繰り返しながらも朗らかにはしゃいでいた。話しかけるとはにかむ様子がイメージ通りの田舎の子供らしくて好印象。

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町の中心サン・セバスティアン教会。元来17世紀に建立されたこの町の守護聖人を祀る教会は地震で倒壊したそうで、現在の教会は1868年の建築。礼拝堂と鐘楼が1つ。正面からは十数段の狭い階段を上がる。パステルカラーのシンプルな内装の礼拝堂には誰もいなかった。

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ソカロの南側にあるホテルに併設されたカフェテリア。シンと静まり返った古い建物の内部では、小学生ぐらいの少女がテレビの音を控えめにスポンジ・ボブを観ながら店番をしていた。普通の珈琲を頼んで休憩。子供の淹れたブラックはまずまずの出来。サン・セバスティアンは人口6千人に満たない町だが、先ほどソカロ広場で写真撮影をしていた時も私の周囲を走り回っていた元気な子供たちがいたが、タクシーで一緒に来た青年と観光案内所の青年以外はほとんど大人を見ていない。

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日が暮れると徐々に気温が下がり始め、空気がしっとりする感覚。どこかから蜩の鳴き声と焚火の煙が漂ってくる。どういう訳か昭和40年代の湿度の高い日本の夏の夕暮れとオーバーラップして、突然野球ばかりしていた子供の頃の自分に戻った感覚に陥る。こういうのは既視感とは違うだろうけれど、子供ばかり見ていたからなのだろうか…。

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バスも来ない山奥の子供ばかりの小さくて美しい町・・・ いやいやそんな童話かトワイライト・ゾーンのような空想的な町ではあるはずもなく、雑貨店で大人から煙草を買いながら、私は独りで安心したものだった。

サン・セバスティアンでの夕食はソカロに面したエル・フォルティンという店で、地元風とは言えメキシコなら何処にでもありそうな牛肉の赤唐辛子ソース煮込と豆を食す。珈琲を焙煎する豊潤な香りが充満する店内に、深々と夜の寒気が入り込んでくる。この寒暖の差や湿度の具合はベラクルスのハラパやコアテペックの気候に似ているように感じたし、散策中には珈琲豆が実った木を何本も見かけた。ハリスコ州も珈琲産地だが、概して観光地の土産用珈琲には当たりが少ない傾向のところ、ここでは満足のいく珈琲豆を入手することが出来た。

夜は早い時間からやることがなくなった。心地よい肌寒さの中、中庭のベンチで満月を眺めながらの一服。部屋にはTVがないのでパキァオvsマルケスの世界タイトル戦を観ることは出来なかったが、携帯で結果だけ確認するに留めシンとした静けさの中で眠くなるまで読書。

熱いシャワーと鳥のさえずりで覚醒し、散策がてら朝食レストランを物色。街角で知り合いの犬に良く似た犬と遊んでいると、小さな少女を連れたボディビルをやっていそうな筋肉質の父親と知り合う。彼はチワワ出身ながらカナダ留学の経験があり、現在の仕事もカナダ系の鉱物を扱う会社で技師をしているのだという。サン・セバスティアンには産出される鉱物の調査に長期で来ていて、来年から本格的に掘削作業を開始する予定とのことだった。古い鉱山町であるサン・セバスティンは未だ現役の鉱山が2つあるそうだ。

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親子と別れた後、ホルヘという男に出会う。プエルト・バジャルタの旅行関係者で、レストランなど紹介したりツアーを売ったりしているのだが、私の推測では今サン・セバスティアンを訪れている観光客は私を含めて10名もいないはず。これでは仕事にならないだろう。朝食を一緒に摂りながらサン・セバスティアンやバジャルタの話を色々と聞く。彼の食事はレストランが提供していたので、確かに地場の旅行会社の人間なのだろう。朝食後はアメリカ人のお客を見つけるまで、教会などガイドさんのように丁寧に案内をしてくれた親切な男だった。

ホテルに荷物を預け、チャーターしたタクシーでブッファの丘を目指す。ブッファの丘と言えば世界遺産の街サカテカスが有名だが、サン・セバスティアンでも近郊のツアーとして風光明媚な丘からの眺望を楽しむことが出来るのだ。サカテカスとの違いは町から見えるほど近くでなく、車で山道を1時間以上登っていく。また、サン・セバスティアンで4輪バギーをレンタルする方法もある。

ブッファの丘への道は蝶が舞い、鳥が唄う山奥深く入り込んでいく。時折眼下にサン・セバスティアンのオレンジ瓦の町が箱庭のように見える。タクシーを停めて写真撮影をしながら、ブッファの丘への途中にあるレアル・アルトの鉱山町へ立ち寄る。町というより集落といった佇まい。簡素で小さな教会には美しい聖母像“ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロサリオ・デル・レアル・アルト”を見せて貰った。約400年前にスペインで製作された聖母像は、当時スペイン領だったメキシコを経て、フィリピンへ送られる予定だったという。それがどういった経緯を経てか謎だが、当時繁栄していた鉱山の町の礼拝堂に祀られたとのこと。「だから聖母の顔つきや衣装が少し東洋的なのさ」と運転手が得意気に話してくれた。

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ブッファの丘は、TELMEXの通信施設がある頂上付近で車を降り、けもの道を10分ぐらい歩くと頂上に至る。眼下にはサン・セバスティアンの家々が身を寄せ合うように固まっていて、遠くには昨日バスを降りたラ・エスタンシア、遥かかなたに太平洋岸のリゾート地ヌエボ・バジャルタまで眺望することが出来た。

DSCN6305.jpg

時折動くものはチワワ犬ほどの大型のリス(正式名わかりません)や、樹皮と見分けのつかない色と質感の平べったいトカゲだったりする。

画像 577

日々の瑣末な出来事を忘れる程に静謐で長閑な自然の中に取り残された感覚を享受し、現実逃避に適した日溜まりに身を置く。「サン・セバスティアンのような田舎に生まれ育ったら、アメリカへ出稼ぎに行くしかないだろうか?自分なら行くだろうか?」などと取り留めなく考える。

答えは穏やかで清涼な風に吹かれ、何もないけれど穏やかで美しい田舎町からメキシコシティの現実に戻る時間が近づいていた。

mc

めくるめく死者の日展

invitacion.jpg

La vida y la muerte, sus intermitencias:
Exposición sobre las visiones que de la vida y muerte tienen
y se distinguen tanto enMéxico como en Japón
【めくるめく死者の日展~日本メキシコ・死生観をめぐる美術交流展】

日墨のアーティストが版画、写真、造形などそれぞれ異なった手法で
「死者の日」を扱った展覧会。東京と山形での展覧会を経て、
今月メキシコシティとミチョアカン州パツクアロへ巡回。
ワークショップや映像上映なども予定されている。



10月9~19日
Espacio Japón de la Embajada del Japón
Lamartine 238, 1er. piso, Col. Chapultepec Morales, México D.F.

※初日9日18時よりオープニングイベントあり。


10月26日~11月18日
Antiguo Colegio Jesuita de Pátzcuaro
Enseñanza esq. Alcantarilla s/n, Pátzcuaro, Michoacán

※初日26日18時よりオープニングイベントあり。

TabiTabiTOYO(旅たび東洋)2012年10月号発行のお知らせ

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今月の特集は「グアナファト」。
世界遺産の歴史地区と鉱山のある美しい街のレポートをお楽しみください。
その他にはメキシコシティの公共交通で行く遺跡や、カマラ文化委員会主催の
BBQツアーレポートなど、盛りだくさんでお届けいたします。

またスペイン語ページコラム“Fonoteca Nipón”では、9月にラジオUNAM主催・
ギターフェスティバルに出演の日本人ギターデュオ・いじむじんさんのレポートも掲載。

どうぞ今月もお楽しみください!

※日本語記事は最終ページよりお読みください。

<お詫びと訂正>
TKツアーページ内「プエブラ&カカシュトラ終日観光」とありますが、
正しくは「プエブラ&チョルーラ終日観光」でした。
お詫びして訂正申し上げます。

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